金沢製菓について
ABOUT US

PONGASHI ポン菓子の歴史・金沢製菓の想い

ポン菓子の発祥は、戦後で食べものが不足している時代に、
子ども達にお腹いっぱい甘いモノを食べさせてやりたいという思いからポン菓子文化は始まりました。
ポン菓子とは穀類を主な原材料とし、ポン菓子機(穀類膨張機)を使用して膨化させた膨化食品であり、
調理が困難な穀物を栄養価の高いまま消化しやすい様に加工した身体にやさしい自然食品です。
愛媛県東予地方では昔から「元気でまめに暮らして欲しい」という親心と
地域の人々に幸せの福分けをするという意味があり、
縁起物として婚礼や新築祝い、出産祝い、還暦祝いの引き出物として重宝されているのも特徴です。

そんな昔ながらのポン菓子。
金沢製菓ではスタンダードなプレーン味を中心に、黒糖・苺・ゆず等の味があり、
その他にもトウモロコシや、はだか麦などをポン菓子にした商品がございます。
昭和26年から創業し、半世紀以上もポン菓子づくりと向かい合った昔と変わらない製法で一つ一つ手作りしています。
私たちのポン菓子づくりは「お米」を大切にする想いと良い物、本物を作りたいという想いが詰まっているのです。
手作りだからこそ、米や飴の状態が手に取るように分かり、
年中変わらない美味しさを皆さまにお届けできると考えています。

KODAWARI 金沢製菓のこだわり

粒が大きく見栄えが良いお米。
金沢製菓の味付けに合うものだけを。

創業当初より、半世紀をかけて米菓子の命ともいえる『米』探しには重点をおき、味・品質共に納得できるものを使い続けています。こだわり抜いた素材は、一粒一粒が大きく、高品質な国産米のみで、金沢製菓の米菓子に合うものだけを厳選しています。

元々、飴屋だった金沢製菓の味付けは水飴のブレンドにこだわりがあり、
その厳しさは半端ではない。

  • ・水飴は生き物の様に扱うが金沢製菓の鉄則
  • ・香料や着色料はなるべく使わず自然の美味しさを追求するこだわり
  • ・飴に果実のピューレを混ぜ込んだり出来上がりの風味を考えて量や時間も調整
  • ・つかずサクサク食感を出すための様々な工夫
  • ・夏場も劣化せず、賞味期限はポン菓子業界では異例の8ヶ月保持

HISTORY 金沢製菓の成り立ち

 

終戦後の昭和26年、創業期

終戦後で甘いものが
少なかった時代・・・
一代目 金澤増夫は、
比較的手に入りやすい馬鈴薯澱粉で美味しい水飴を作っていました。
しかし、次第に原料の澱粉が高くなり商売に行き詰まっていました。

  • 一代目 金澤増夫
  • 四国を中心に行商人として売り歩く
  • 当時の製造所、玄関前

昭和34年金沢製菓一度目の転機。

昭和34年高知への行商中にポン菓子機の存在を知り、
作っている水飴を使ってポン菓子を作ることを閃きました。伊予市に帰った増夫はポン菓子機を買い、豆煎り職人さんと5人のパートさんを雇いポン菓子製造をはじめました。
甘いお菓子が少なかった為、非常に喜ばれました。

昭和38年高度経済成長期の苦しい時代

高度経済成長期後半になると、新しい物が増え
売れない時期に入ります。昭和38年、増夫が行商中に事故で怪我をし仕事をするのが難しくなり、それを期に長男である二代目 金澤憲一朗が帰郷しポン菓子製造を手伝いはじめました。
しかし、商売はより一層と厳しい時代に。
(昭和54年 一代目 金澤増夫72歳で他界)

平成3年、
金沢製菓二度目の転機。

平成3年土産物として開発した
「こめおこし」がヒット。
二代目憲一朗は、「甘辛い」ではなく「辛甘い」お菓子を作ろうと思い「うすしお味のこめおこし」を開発。

  • 金沢製菓の「こめおこし」を開発した
    二代目 金澤憲一郎
  • 手作りでずっと変わらない味
    (左:プレーン 中:黒糖味 右:苺味)

その他にも、黒糖・苺・ゆず等の味や「黒糖トウモロコシ」を商品開発し、土産物として定着していきました。 今現在でも、昔と変わらない製法で一つ一つ手作りしています。
二代目のこだわりには「米」を大切にする思いと良い物、本物を作りたいという思いが詰まっており、
手作りだからこそ、米や飴の状態が一番分かり年中変わらない美味しさを
お届ける事ができるのです。

古き良きを活かしつつ、
現代に合う商品づくり

現在は二代目 金澤憲一郎は退き、若き三代目に後を任せています。
ときどき口うるさくしますが、現代に合う商品づくりに精力的な新世代の家族を陰ながら支えています。

PROFESSIONAL 金沢製菓の職人

三代目代表

OSAMU ENOMOTO

先代の頑固親父から、知識と技術を習得し、3代目の代表として
昔ながらの製法や味を守りつつポン菓子を作っている。
最近はアウトドアやキャンプにハマっている。

趣味:

キャンプなどアウトドア

先代(二代目)

KEICHIRO KANAZAWA

昔ながらの頑固親父。自分の中に強いこだわりがあり扱いに困る。
ただ、ポン菓子に関しては誰にも負けない知識と技術と思い入れがある。
製造一連を全て担当。

趣味:

金魚の飼育・繁殖

二代目の妻

(左)

YAEKO KANAZAWA

とにかく良く働くお母さん。
細かい仕事を素早く丁寧にさばく。
形成、袋入れ、出荷、経理事務全般担当。

趣味:

数独(超難)

三代目の妻

(右)

MICHIKO ENOMOTO

育児をしながら仕事・家事全般担当。
金澤家の末っ子で平成27年に夫の収と家業を
継ぐことを決心。母八重子から経理事務業務を習得中。

趣味:

パン・スイーツ作り

金沢製菓のアイドル

KOUME ENOMOTO

2代目の孫。
金沢製菓のムードメーカー。
憲一朗の機嫌が悪くなったときに一番効果的。

好きなもの:

ポン菓子(特に苺味)

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